フォーレ(Gabriel-Urbain FAURE 1845〜1924)
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、音楽シーンは激動の時代をむかえました。 そのなかにあって、彼の作品は、気品と叙情性のゆたかな独自の作風で愛されています。
◆ フルートとピアノのための幻想曲
「レクイエム」「シシリエンヌ」で有名なフォーレの作。 フルート科の卒業試験曲だそうですが、堅苦しさを感じさせないのは、さすが、フレンチ・スクール（フランス流）の伝統でしょうか。
学生時代のほろにがくも懐かしい思い出の曲です。 曲の前半はまさにそんな感じですが、後半は明るく、軽やか。 百読は一聴にしかず。どうぞお楽しみください。
◆ シチリアーノ
◆ パウﾞァーヌ
略年譜
1845 南フランス・パミエに誕生。
1853 パリ・ニデルメイエール音楽学校に入学。
リスト、ワグナーの音楽に接し、作曲をこころざす。
1865 音楽学校卒業。オルガン奏者として活躍。
1877 マドレーヌ教会楽長に就任。
1896 マドレーヌ教会首席オルガン奏者に就任。
パリ音楽院作曲法の教授に就任。
1905 パリ音楽院院長に就任。
1909 アカデミー会員となる。
1924 死去。国葬。
リンク
◆ NHK 名曲アルバム 〜 フォーレ
◆ ムラマツ楽器の楽曲解説（三上明子氏）
ファンタジー
フルート・ソナタ ニ長調（原曲、バイオリン・ソナタ）
