ボクサ (Robert-Nicolas-Charles-BOCHSA 1789〜1856)
19世紀フランスの代表的ハーピストで作曲家。ナデルマンの弟子。





作品

ノクターン・コンチェルタン op.71の3

α版     

 イントロは、フルートとハープの曲らしい、そしてノクターンらしいゆっくりした美しい旋律です。 それが一転して、短調でドラマティックな展開になっていきます。 このあたり、ロマン派だな、と感じますが、いかがでしょうか。

 聞きなれないと、ハープが、短調のドラマティックな演奏をするのは、似合わないようにも感じますが、楽器の表現を広げようとする意欲的な試みだったのかもしれません。 また、ドップラーとツァマラの合作に、フルートとハープの「カシルダ組曲」という名曲がありますが、これも短調主体。ご安心を。

 ボクサのノクターン・コンチェルタンでは、フルートのかわりにバイオリンで演奏することもあります。 楽譜を見ると、ちょっとフルートと違うところがあります。 バイオリンが原曲か、と不安になってしまいますが、フルートが原曲です。ほっ。




略年譜
1789 モンメディに誕生。父はパリに楽器店をもつオーボエ奏者。
1806 コンセルバトワール(和声とハープ)に入学。マラン、ナデルマンに師事。
1813 ナポレオンの宮廷に、伴奏ハーピストとして従事。
1816 ルードビッヒ18世の宮廷に従事。
1817 
1822 ロンドンのロイヤル音楽院教授に就任。
1827 スキャンダルのため、解雇される。
1839 ツアー・コンサートをはじめる。
1856 コンサート・ツアー中、シドニーで逝去。





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